銀行取引明細CSVを取り込み、名義マスタで取引先を自動照合する
570-90 | 請求管理
金融機関から出力した銀行取引明細CSVをkintoneに取り込み、入金元名義を整形したうえでマスタと照合し、取引先情報を自動で紐づけます。 照合できなかった名義はマスタに登録し、手動対応につなげるフローです。
関連するドリル
後続のフローとして下記の設定がおすすめです。
本設定にて銀行明細をkintoneに取り込んだあと、入金情報と請求情報をを突合せ入金管理アプリへ登録、さらに請求管理アプリへの消込作業を行います。
入力アプリ / データ取得元
銀行取引明細CSV
・Box上のCSVファイル(取引日/摘要/入金/出金/残高)を読み込む
・入力ファイル名と連番を付与してデータ化する

上記CSVをBoxで管理している

入金名義元マスタ
取引先情報と入金時の名義と変換後名義が登録されたアプリ

出力アプリ / データ出力先
入金データインポート用アプリ
・整形後の取引データを登録する
・krewDataの実行によりCDVデータから入金データを反映する
・処理済みの場合は、照合ステータス(自動照合/未照合)フィールドに対応状況を反映する

入金名義元マスタ
・名義が未照合の取引先が反映されるので、内容チェックをして不足情報を手入力する

設定手順
1. 銀行取引明細CSVを読み込む
1. ファイル入力 – Box コマンドを追加する

2. 「アプリを選択」をクリックし、外部サービス情報アプリを選択(作成)する
※選択したアプリにクラウドサービスのアカウント情報が登録されます。

3. ログイン情報を入力してサインインします。

読み込みファイルの設定を行う
4. 次のように設定する
ファイルの種類:csv
ファイルのデータ形式:一覧形式
フォルダ:該当ファイルが保存されているフォルダ
ファイル名:銀行取引データ.csv

5. ファイルの設定で文字コードを変更する
文字コード:日本語(Shift JIS)

6.フィールドの設定で「すべてのフィールドを追加」をクリックする 

プレビュー

2. 取引日を日付フィールドに変換する
1. データ編集コマンドを追加し、下記設定する
結果を保存するフィールド:既存のフィールドのデータを置換
フィールドの選択:取引日
編集方法:数式
編集内容:=TEXT(取引日,"0000-00-00")

2. フィールドタイプ設定コマンドを配置し、下記設定する
変更するフィールド:取引日
新しいフィールド名:取引日
新しいフィールドタイプ:日付

3. 入金元名義(摘要)のメンテナンス(半角に統一、スペース削除)
1. データ編集コマンドを追加、ASC関数を使って半角に統一する
結果を保存するフィールド:新しいフィールドを作成
新しいフィールド名を入力:変換後名義
編集方法:数式
編集内容:=ASC(摘要)

プレビュー

2. スペースを除去し、正規化した名義を作成する
結果を保存するフィールド:既存のフィールドのデータを置換
フィールドの選択:変換後名義
編集方法:数式
編集内容:=SUBSTITUTE(変換後名義," ","")

4. 入金元名義マスタを取得する
1. アプリから取得コマンドを追加し、入金元名義マスタを指定する
2. フィールドに レコード番号、入金元名義、変換後名義、取引先コード、取引先名 を指定する 

プレビュー

5. 正規化名義でアプリ結合する
1. アプリ結合コマンドを追加し、銀行取引データと入金元名義マスタをつなぐ
2. 変換後名義をキーにする
3. 結合方法を左外部結合にする

プレビュー(右に名義マスタのフィールド情報が結合)

6. マスタのレコード番号の有無で照合結果を分岐する
1. フィルタコマンドを追加し、取引先が紐づいたものを抽出
レコード番号:≠(等しくない)

2. 同様に、取引先が紐づかなかったデータを抽出する
レコード番号:=(等しい)

プレビュー(紐づかなかった1レコードだけ抽出されている)

7. 照合ステータスを設定する
1. 紐づいたデータに定数追加コマンドをつなぐ
照合ステータス「自動照合」を設定する

2. 紐づかなかったデータに定数追加コマンドをつなぐ
照合ステータス「未照合」を設定する 

3. レコード結合コマンドで分岐を統合し、結合方法を「すべてのフィールドを含める」にする

プレビュー(照合ステータス:自動照合と未照合がまとめられた)

8. 入金データをアプリに出力する
1. 出力アプリコマンドを配置し、入金データインポート用アプリに出力する

2. 更新キーを「連番」に指定し、出力順を「連番」の「昇順」にする

9. 未照合名義をマスタに登録する
1. 未照合データを抽出する
2. 入金元名義マスタに新規名義として登録する

プレビュー

ワンポイント
・名義は「半角化 → スペース除去」の順で正規化すると照合率が安定します
・未照合データをマスタ登録することで、次回以降は自動照合が可能になります
サンプルファイルのダウンロードはこちら
演習をお客様のkintone環境で試す

実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。