入金データと請求データを突合し入金管理アプリへ登録する
570-100 | 請求管理
入金データと請求データを突合し、差額を算出して入金管理アプリへ登録する方法を解説します。
未入金の請求と紐づけることで、入金状況の把握を効率化できます。
関連するドリル
前後対応のフローとして下記の設定がおすすめです。
- 銀行取引明細(CSV)をkintoneに取り込み、本設定の入力アプリとなる入金データインポート用アプリを更新します。
- 本設定で作成した入金管理情報を使い、請求管理アプリへの消込作業を自動化します。
入力アプリ
入金データインポート用アプリ
・外部システムなどから取り込んだ入金データを登録するアプリ
・取引日、取引先コード、入金額などが登録されている
・入金管理アプリへの転送が完了しているレコードには「済」のフラグを付与する

請求管理アプリ
・請求情報(請求日、請求番号、請求額など)が登録されている
・未入金データのみを対象として抽出する

出力アプリ
入金管理アプリ
・入金日、請求情報、差額などをまとめて管理するアプリ
・請求と入金を紐づけ、差異の確認が可能になる

設定手順
入金データと請求データを取得する
1. 「アプリから読み込む」コマンドを追加し、入金データインポート用アプリを設定
・標準フィルタ:「入金管理に転送」が未チェック

・取得フィールド:レコード番号、入金管理に転送、取引日、取引先コード、取引先名、入金

プレビュー

2. 入力アプリコマンドを追加し、請求管理アプリを設定
・抽出条件:「入金ステータス = 未入金」

・取得フィールド:レコード番号、請求日、請求年月、取引先コード、取引先名、請求番号、今月請求額、入金ステータス

プレビュー

未入金請求データを整理する
1. 請求管理アプリに重複の削除コマンドを追加
・キー:取引先コード
・並び順:請求日 昇順

ワンポイント
古い請求から紐づくようにすることで、正しい消込処理が行えます。
入金データと請求データを結合する
1. アプリ結合コマンドを追加し2つのアプリを結合する
・結合キー:取引先コード
・結合タイプ:左外部結合

プレビュー

差額を計算する
1. データ編集コマンドを追加
・結果を保存するフィールド:新しいフィールドを作成
・新規フィールド名:差額
・編集方法:数式
・計算式:入金 - 今月請求額

2. フィールドタイプ変更コマンドを追加
・差額を数値型に設定

入金区分を設定する
1. 定数の追加コマンドを追加
・定数を保存する新しいフィールド名:入金区分
・フィールドタイプ:文字列(1行)
・フィールドに保存する定数:「口座振込」

入金管理アプリへ登録する
1. 出力アプリコマンドを追加し、入金管理アプリを指定する

2. アプリのフィールドとフローのフィールドを対応させる
・入金日 : 取引日
・取引先コード :取引先コード
・取込元レコード番号:レコード番号
・入金区分:入金区分
・入金額 : 入金
・請求日:請求日
・請求番号 : 請求番号
・請求額 : 今月請求額
・差額 : 差額
3. 更新キーに入金日、取引先コード、請求番号を指定する

プレビュー

ワンポイント
請求情報と入金情報を同時に登録することで、突合結果を一元管理できます。
入金データインポート用アプリに転送済みフラグを更新する
1. 最初に追加した「入金データインポート用アプリ」にフィールド選択コマンドを追加
・対象:レコード番号、入金管理に転送

プレビュー

2. 「データ編集」コマンドを追加
・結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換
・フィールドを選択:入金管理に転送
・編集方法:値を設定
・編集内容:済にチェック

プレビュー

3. 出力アプリコマンドを追加し、入金データインポート用アプリ(元アプリ)を選択
・更新または追加のチェックを外す
・データ編集フローのフィールドでレコード番号を選択し、更新キーとする


ワンポイント
転送済みフラグを更新することで、同じデータの二重処理を防ぐことができます。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
演習をお客様のkintone環境で試す

実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。