kintoneで承認を得た見積データを商奉行クラウドに連携する

810-70 | 奉行連携
はじめに(必ずご確認ください)
本記事で解説するフローを実行すると、実際にお客様の奉行クラウド環境へのデータ出力処理が行われます。
フローを実行する際は、登録されるデータ内容を事前に十分確認し、業務に影響が出ないことを確認したうえでお試しください。
このドリルでできること
・kintoneの見積データを商奉行クラウドに連携する
・明細を含めて整形し、商奉行の見積書として登録
事前準備
奉行連携を利用するには奉行連携オプションの設定が必要です。
未設定の場合は奉行入力コマンド/奉行出力コマンドが利用できず、このドリルの手順を実施できません。
以下のヘルプを参照し、奉行連携オプションの設定を行ってください。
取得元・出力先・主要フィールド
・取得元:kintoneの見積アプリ
・出力先:商奉行(見積テーブル)
・主なフィールド:
見積日付/得意先コード/担当者コード/部門コード/摘要/納期
+ 明細(商品コード/数量/単価/金額/原価 など)
1. 入力データの設定

1. 入力アプリコマンドを配置する
2. アプリに「見積アプリ」を指定
3. 必要なフィールドを選択する
見積日付/得意先コード/部門コード/担当者コード
摘要/納期
テーブル 明細情報
必要に応じて対象レコードを絞る(例:見積日付やプロセス管理のステータスなど)
ワンポイント
・ルックアップ項目(得意先コードなど)はマスタテーブルから同期しておき、入力時に使えるよう取得しておくと正しく登録できます

この時点でプレビューを見るとこのようなデータになっています。

2. 明細テーブルの展開

この後のステップでデータの変換処理などを行いたいため、一度テーブルの明細情報をレコードに変換します。
1. テーブル展開コマンドを配置する
2. テーブル「明細情報」を指定
3. 明細の項目を展開する
明細種別/売上区分/商品コード/数量/単価/金額 など


この設定を行うことで明細情報もレコードとして展開されます。

3. コード変換(プルダウン→数値)

見積アプリでは明細種別をドロップダウンで次のように設定しています。(この値がドロップダウンの選択肢)
奉行では0などのようにコード部分だけを受け取る必要があるため、コード表記に調整します。
1. データ編集コマンドを配置する(明細種別)
2. 結果を保存するフィールドに新規で「明細種別コード」を設定する
3. 編集方法に数式を選択し、下記のように数式を設定する
VALUE(LEFT(明細種別, FIND(":",明細種別) - 1))
変換後は下記のようになります。


※売上区分コードも同様の処理を行います。

4. テーブル作成

1. テーブル作成コマンドを配置する
2. ヘッダ項目(見積日付・得意先など)を設定
3. 明細情報をサブテーブルとして定義する
コード変換した項目(明細種別コード・売上区分コード)も含める


変換後のデータ


5. 出力(商奉行)の設定

1. 商奉行出力コマンドを配置する
2. テーブルに「EstimateSlip」を指定
3. フィールドをマッピングする
見積日付 → 見積日付
得意先コード → 得意先コード
部門コード/担当者コード → 各コード
摘要/納期 → 各項目
明細情報をテーブルとしてマッピングする
明細種別コード/売上区分コード
商品コード/数量/単価/金額/原価



サンプルファイルのダウンロードはこちら
演習をお客様のkintone環境で試す
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。