神Excelを成型する (Box)
800-70 | 外部連携
このシナリオでは、1セル1文字ずつデータが入力されたいわゆる「神Excel」をkintoneアプリに取り込むためのフローを解説します。
入力データの構成
神Excel
1セルに1文字ずつデータが入力されたExcelファイル

上記ファイルをboxで管理している

ワンポイント
この記事ではboxを例に解説していますが、他にも「Dropbox」 「OneDrive」 でも同様の処理を行うことができます。
出力データの構成
整形Excel
1セルに1文字ずつ入力されていたデータを整形したファイル
整形後、Boxに出力したファイル

上記ファイルをboxに出力する

1.Boxに保管しているファイルを読み込む
1. ファイル入力 – Box コマンドを追加する
2. 「アプリを選択」をクリックし、外部サービス情報アプリを選択(作成)する
※選択したアプリにクラウドサービスのアカウント情報が登録されます。
3. ログイン情報を入力してサインインします。

4. 読み込み対象ファイルと絞り込み条件を設定する
・ファイルの種類:
・ファイルのデータ形式:単票形式
・フォルダ:該当フォルダを選択する
・ファイル名:神Excel
・読み込みシート名:1セル1文字
5. テンプレートファイルを設定する
「テンプレートファイルの設定」をクリックして設定を行う
A2~M2、A3~T3、A4~P4、A5~I5までのすべてのセルをフィールドとして追加する

入力アプリのプレビューデータ
2.フィールドを結合する
複数セルに渡るデータを結合して1フィールドに集約します。
1. フィールド結合コマンドを追加する
2. 結合値を保存する新しいフィールド名:概要
3. 新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(複数行)
4. 結合する値の区切り文字:なし
5. 元のフィールドの削除:削除するにチェック
6. 結合するフィールド:ステップ1でExcelから読み込んだフィールドをすべて選択する
3.Boxに整形したExcelを出力する
1. ファイル入力 – Box コマンドを追加する
2. ログイン情報を入力してサインインする
3. 対象サービスに保存する情報を設定する
・ファイルの種類:Excel
・出力フォルダ:該当フォルダを選択する
・出力ファイル名:整形Excel
・出力方法:新しいファイルに出力
4. 出力するデータ編集フローのフィールド、レコードの出力順序を設定する
・概要
出力結果を確認する
複数セルにわたって入力したデータを結合し、Excelファイルに出力することができました。


演習をお客様のkintone環境で試す

実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。







