営業日数を算出する

営業日数を算出する

100-190 | 日付操作

本記事の内容を実施するためには、事前に休日設定を作成しておく必要があります。休日設定の作成方法は「休日設定の作成方法」を参照してください。

krewDataでは、祝日や会社独自の休日の情報を扱うことができます。休日情報はアプリに登録し、休日設定として次のようなシーンで利用できます。

スケジュール設定時:祝日/休日を除く平日にスケジュール設定するなど制御する
データ編集フローのデータ編集コマンド内:営業日数を計算する際、祝日や休日を除いた日数を計算する

本記事では、勤務表を作成するために当月の営業日数を算出するケースを例に、データ編集フローのデータ編集コマンド内で祝日や休日を除いた営業日数を算出する方法を紹介します。
1.入力アプリに「工数報告(日ごと)」アプリを設定
1. フィールドの選択で「担当者」「所属」「プロジェクト名」「作業日」「工数(時刻)」を選択する

2.データ編集コマンドで作業日の年月を取得
1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択し、新しいフィールド名に「年月」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択する

3. 編集内容で以下を設定する
年月の取得
フィールド:作業日
3.データ編集コマンドで作業月の月初日を取得
1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択し、新しいフィールド名に「作業月の月初日」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択する

3. 編集内容で以下を設定する
月初の取得
フィールド:作業日
4.データ編集コマンドで作業月の月末日を取得
1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択し、新しいフィールド名に「作業月の月末日」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択する

3. 編集内容で以下を設定する
月末の取得
フィールド:作業日
5.データ編集コマンドで作業月の営業日数を算出
1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択し、新しいフィールド名に「営業日数」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択する

3. 編集内容で以下を設定する
日付間の営業日数を算出
フィールド:作業月の月末日
開始日 フィールド:作業月の月初日
休日設定日を除外:チェック
休日設定:登録済みの休日設定を選択(例:休日設定1)
6.グループ化コマンドで勤務時間の合計と出勤日数を集計
1. グループ化コマンドを追加して、グループ化する項目フィールドで「担当者」、「年月」を選択する
2. 集計する値が保存されているフィールドで「勤務時間」を選択する
3. 集計した値を保存するフィールド名に「勤務時間」を入力

4. 集計方法で以下を設定する
合計
集計した値を保存するフィールドタイプ:文字列(1行)

5. 「フィールドを追加」ボタンをクリックし、集計する値が保存されているフィールドで「作業日」を選択する
6. 集計した値を保存するフィールド名に「出勤日数」を入力
7. 集計方法で「個数」を選択する
7.アプリ結合コマンドでレコードを結合
日ごとの工数報告を明細情報としてテーブルに保持するため、集計したレコードと集計前のレコード(日ごとの工数報告)を結合します。

1. アプリ結合コマンドを追加して、「担当者、年月ごとに勤務時間を集計」(グループ化コマンド)と「作業月の営業日数を算出」(データ編集コマンド)を接続する

2. 元になるアプリの条件フィールドを選択で以下を選択する
担当者、年月ごとに勤務時間を集計(グループ化コマンド)
年月
担当者

3. 結合方法で「内部結合」を選択する

4. 結合するアプリの条件フィールドを選択で以下を選択する
作業月の営業日数を算出(データ編集コマンド)
年月
担当者
8.テーブル作成コマンドで日ごとの工数報告レコードをテーブル化
日ごとの工数報告を明細情報としてテーブルに保持するため、集計したレコードと集計前の日ごとの工数報告レコードを結合します。

1. テーブル作成コマンドを追加して、レコードに保持するフィールドで以下を選択する
担当者
年月
所属
営業日数
出勤日数
勤務時間

2. 新しいテーブル名を入力に「勤務日」を入力する

3. テーブルに保持するフィールド、新しいフィールド名で以下を設定する
フィールドを選択:作業日、新しいフィールド名:日付
フィールドを選択:勤務時間_1、新しいフィールド名:勤務時間
9.結果を確認(プレビュータブを押下)
営業日数の算出、および出勤日数と勤務時間の集計を行い、勤務表を作成することができました。

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