商奉行クラウドから連携した実績をもとに予実集計を行う

#外部連携_krewDataドリル , #応用編（スケジュール実行）_krewDataドリル

800-140 | 外部連携

株式会社オービックビジネスコンサルタントより奉行クラウドのデータをkintoneに連携するための連携機能が提供されています。連携の概要については下記をご覧ください。

1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「予算管理」アプリを選択する

2. フィールドの選択で「年月」「担当者」「部門」「金額」を選択する

予算管理アプリのフィールドを選択

3. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「売上実績」アプリを選択する

4. フィールドの選択で「売上日付」「担当者名」「売価金額」「部門名」を選択する

売上実績アプリのフィールドを選択

予算管理アプリの年月と売上実績アプリの売上日付から年と月を抽出して、集計キーと結合キーとして利用します。

1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択して、新しいフィールド名に「年」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択

3. 編集内容に「年を抽出」して、対象を「フィールド」「年月」とする

年を抽出

4. 同様の設定で売上実績アプリの「売上日付」から年を抽出する

コマンドの複製機能を使うと便利です。

コマンドの複製

年を抽出

1. データ編集コマンドを追加して、結果を保存するフィールドに「新しいフィールドを作成」を選択して、新しいフィールド名に「月」を入力する

2. 編集方法で「日付編集」を選択

3. 編集内容に「月を抽出」して、対象を「フィールド」「年月」とする

年月フィールドから月を抽出

4. 同様の設定で売上実績アプリの「売上日付」から月を抽出する

売上日付から月を抽出

1. グループ化コマンドを追加して、グループ化する項目フィールドに「年」「月」「担当者名」「部門名」を選択

2. 集計する値が保存されているフィールドと集計した値を保存するフィールドに「売価金額」を選択

3. 集計方法で「合計」を選択

売上実績を年月ごとに合計する

合計した結果（プレビュー）

1. アプリ結合コマンドを追加して、予算（月を抽出）と実績（日・担当者・部門ごと合計）をそれぞれ線でつなぐ

アプリ結合コマンドに予算と実績を線でつなぐ

2. 元になるアプリに「月を抽出」、結合するアプリに「日・担当者・部門ごと集計」を選択する ※選択できるアプリとして表示される名称はアプリ結合コマンドにつないだコマンド名が表示されます

3. 結合方法で「内部結合」を選択する

4. 条件フィールドに「年」「月」「担当者/担当者名」「部門/部門名」を選択する

予算と実績の結合

結合した結果（プレビュー）

アプリ結合コマンドの結果では、元になるアプリと結合するアプリの両方のフィールドが存在します。そのため、出力アプリに集計結果を出力する前にフィールドを選択します。

1. フィールド選択コマンドを追加する

2. 使用するフィールドに「年月」「担当者」「部門」「金額」「売価金額」を選択する

3. 「金額」と「売価金額」の新しいフィールド名にそれぞれ「目標金額」、「実績金額」を入力する

フィールド選択

1. 出力アプリコマンドを追加して、アプリの選択で「予実集計」アプリを選択する

2. 出力方式に「更新」を選択し、「更新または追加」オプションを有効にする

3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になるデータ編集フローのフィールドを選択する

4. 更新キーで「年月」「担当者」「部門」を有効にする

出力アプリの設定

「予実管理」アプリで月ごとの予実状況を把握できるようになりました

連携データ内に必要な項目が入力されていないケースを洗い出すには、データチェックコマンドを使用し、空欄があるレコードを検知することが可能です。

データチェックコマンドをご利用の場合はオンラインマニュアルをご確認ください。

実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。

こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。