利用者の入退所情報をもとに稼働予測を作成する

650-10 | 医療

このドリルは、「利用者管理」アプリの入所日・退所日・状況をもとに、本日を基準として1日後〜7日後までの入所者数(稼働予測)を日付別に算出し、kintoneアプリ「稼働予測」へ書き出します。
基準日の在籍数に入所予定人数と退所予定人数を加減算することで、1週間分の日ごとの在籍数が把握でき稼働予測が行えます。
入力アプリ
アプリ名:利用者管理
利用者の氏名、入退所状況、入所日、退所日を入力するアプリ
出力アプリ
アプリ名:稼働予測
利用者管理アプリの入退所情報をもとに、今日から7日先までの入所者数を可視化します。

設定手順(箇条書き)
1. 利用者管理アプリを読み込む
入力コマンドを配置し、アプリに「利用者管理」を指定する
フィルタ条件で、状況を「入所予定」「入所」「退所予定」のいずれかを含むにする
取得フィールドに「状況」「入所日」「退所日」を指定する



2. 集計用の人数と日付の列を追加する
1. 定数追加を配置し、列名を「人数」、値を「1」に設定する

▽プレビュー

ワンポイント
・人数を固定値1で持たせることで、グループ化時に人数合計=件数として扱えます。

2. データ編集を配置し、下記に設定
編集方法:数式
編集内容:TODAY()
新しいフィールド名:「日付」

▽プレビュー


3. 基準日(本日)の在籍人数を集計する
1. フィルタを配置しレコードを絞り込む
「状況」次のいずれかを含む「入所」「退所予定」


2. グループ化コマンドを配置し、グループ化する項目を「日付」に設定
集計する値:人数
フィールド名:基準日入所数
集計方法:合計

▽プレビュー

4. 1日後〜7日後の増減人数を作成する
下記(4-1~4-3)の手順を繰り返し、1日後〜7日後まで同じ構成の処理を作成します。

4-1. 各日付の集計をするため1~7日後の日付を追加する
データ編集コマンドを配置し、コマンド名を「1日後(1~7でそれぞれ設定)」にする
結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換
フィールド選択:日付
編集方法:日付編集
編集内容:日を加算、値を指定:今日
増分値 値を指定:1(1~7でそれぞれ設定)


4-2. 入所予定・退所予定を抽出するためのフィルタ設定
フィルタコマンドを3つ配置し、「当日1」「入所予定1」「退所予定1」(1~7でそれぞれ設定)にする

当日1のフィルタ条件を 状況:入所・退所予定 にする
入所予定1のフィルタ条件を 入所日:今日から1日後(1~7でそれぞれ設定)にする
退所予定1のフィルタ条件を 退所日:今日から1日後(1~7でそれぞれ設定/2日後以降は手順4-6を参照) にする


4-3. 人数を集計する
グループ化コマンドを3つ配置し、「入所数1」「増加数1」「減少数1」にする

入所数1のグループ化設定で、グループ化する項目:人数、集計するフィールドに人数・日付を選択する。
人数の集計した値を入力するフィールド名を「基準日入所数」に変更する
増加数1のグループ化設定で、グループ化する項目:人数、集計するフィールドに人数・日付を選択する。
人数の集計した値を入力するフィールド名を「入所増加数」に変更する

減少数1のグループ化設定で、グループ化する項目:人数、集計するフィールドに人数・日付を選択する。
人数の集計した値を入力するフィールド名を「入所減少数」に変更する

4-4. レコードを結合する
レコード結合コマンドを配置し、「入所数1」「増加数1」「減少数1」をつなぐ
結合方法を「すべてフィールドを含める」に変更する
▽プレビュー

4-5.日付でグループ化する
グループ化コマンドを配置する
グループ化する項目を日付にし、集計する値に 基準日入所数・入所増加数・入所減少数 を指定する
▽プレビュー

4-6.複製して、2~7日後を作成する
1日後の集計用に作成したコマンドをドラッグアンドドロップで選択する
複製ボタンで複製する

複製したコマンドのうち、データ編集コマンド「N日後」の日付を変更する
複製したコマンドのうち、フィルタコマンド「入所予定」「退所予定」の日数を変更する
【ワンポイント】
1日後は単日指定、2日後以降は範囲(1日後~N日後)で指定します。
2日後~7日後の設定はフィルタ条件を下記のように設定してください。
・入所日/退所日 ≧以降 今日から1日後
・入所日/退所日 ≦以前 今日からN(2~7)日後

4-7.1日ごとにブロック化してフロー画面を見やすくする
日付ごとのコマンドをドラッグアンドドロップで選択する
ブロック化する

ブロック化エリアをクリックしてブロック名を入れる。左端をクリックしてブロックを最小化していく


5. 日付別にまとめる
レコード結合コマンドを配置し、基準日入所数0をつなぐ
1日後~7日後のブロックを展開し、最後のグループ化コマンドを同じレコード結合コマンドにつなぐ
レコード結合コマンドの結合方法を「すべてのフィールドを含める」に設定する


6. 予測入所者数を計算する
データ編集コマンドを配置し、コマンド名を「予測入所数」にし、下記設定する
編集方法:数式
編集内容:基準日入所数+入所増加数-入所減少数
新しいフィールド名:入所者数


7. 稼働予測アプリへ書き戻す
出力コマンドを配置し、アプリに「稼働予測」を指定する
日付をキー項目として設定する

8. 完成後の挙動
利用者管理アプリで、退所日を入力すると指定した退所日が稼働予測アプリに反映される

ステップ① 「利用者管理アプリ」で5月14日に退所日に5月14日を入力する
ステップ② krewDataの実行により「稼働予測アプリ」が更新され、14日以降の入所者数が1名減少する

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