入金管理アプリから請求管理アプリへ入金消込を反映する (一部入金)
570-130 | 請求管理
入金管理アプリの未消込データを抽出し、条件に応じて入金消込・入金ステータスを更新しながら、請求管理アプリへ入金情報を反映します。
このフローでは、手数料の差額、一部入金、過入金、一括入金を考慮した消込が可能です。
関連するドリル
前工程として下記のフローがおすすめです。
前工程では、銀行取引明細をkintoneに取り込み名義マスタと照合。さらに請求データと突合して入金管理アプリへ反映します。
本設定の入金消込を下記3つのフローの後に実施していただくことで、請求処理の一連の流れを自動化できます。
本フローと併せて演習を行う設定する際は、文末のサンプルファイルは「一部入金用」をご利用ください。
入金管理アプリに入金データを反映します。一部入金の初回入金時のフローです。
上記で、一部入金(不足額あり)として処理した入金の残額を入金管理アプリに反映します。
類似するドリル
一部入金等の処理を想定しないよりシンプルな設定フローは下記でご確認いただけます。
入力アプリ
入金管理アプリ
・入金日、入金額、請求番号などの入金情報が登録されている
・「入金消込」で未消込/消込済を管理している
・前処理で銀行明細データを取り込み後、「システム判定」を目視で確認し、本フローを実行する

請求管理アプリ
・請求番号ごとに、予定日、請求額、入金日、入金額がを管理している
・未入金の場合は、入金ステータスが「未入金」

出力アプリ
入金管理アプリ
・入金消込が完了したレコードの「入金消込」を「済」に更新する

請求管理アプリ
・請求番号をキーに、入金ステータス・入金日・入金額を更新する

設定手順
未消込の入金データを取得する
1. 入力アプリコマンドを追加し、「入金管理アプリ」を指定する
2. フィルター条件で「入金消込」が未チェックのレコードを抽出する

3. 使用するフィールドに下記のフィールドを選択する
・レコード番号
・入金消込
・入金日
・取引先コード
・取引先名
・入金額
・対象請求番号
・最終消込区分

プレビュー

入金済と振込手数料のレコードを抽出する
1. フィルタコマンドを追加する
2. 「最終消込区分」が「入金済」「振込手数料処理」のレコードに絞り込む

プレビュー

2. 定数の追加コマンドを追加し、下記設定を行う
・定数を保存する新しいフィールド:入金ステータス
・新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(1行)
・新しいフィールドに保存する定数:入金済

一部入金のレコードを抽出する
1. フィルタコマンドを追加し、最終消込区分が「一部入金」のレコードを抽出する

プレビュー

2. 定数の追加コマンドを追加し、下記設定を行う
・定数を保存する新しいフィールド:入金ステータス
・新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(1行)
・新しいフィールドに保存する定数:一部入金

過入金のレコードを抽出する
1. フィルタコマンドを追加し、最終消込区分が「過入金」のレコードを抽出する

プレビュー

2. 定数の追加コマンドを追加し、下記設定を行う
・定数を保存する新しいフィールド:入金ステータス
・新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(1行)
・新しいフィールドに保存する定数:過入金

一括入金のレコードを請求番号ごとに分割する
1. フィルタコマンドを追加し、最終消込区分が「一括入金」のレコードを抽出する

プレビュー

2. レコード分割コマンドを追加し、下記設定を行う
・分割するフィールド:対象請求番号
・区切り文字:カンマ

プレビュー

3. 定数の追加コマンドを追加し、下記設定を行う
・定数を保存する新しいフィールド:入金ステータス
・新しいフィールドのフィールドタイプ:文字列(1行)
・新しいフィールドに保存する定数:一括入金

ワンポイント
一括入金では、1つの入金レコードに複数の対象請求番号が入る場合があります。レコード分割コマンドで請求番号ごとに分けてから更新すると、請求管理アプリの各請求レコードに入金情報を反映できます。
消込区分ごとのレコードを結合する
1. レコード結合コマンドを追加する
2. 下記の処理結果をレコード結合コマンドにつなぎ、結合方法を「すべてのフィールドを含める」にする
・入金済、振込手数料のレコード
・一部入金のレコード
・過入金のレコード
・一括入金のレコード

プレビュー

請求管理アプリを入力アプリに設定する
1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「請求管理アプリ」を選択する
2. 更新対象となる請求レコードを取得するため入金ステータスで以下を選択
・--
・未入金
・一部入金

3. フィールドの選択で下記フィールドを選択する
・レコード番号
・請求番号

プレビュー

入金情報と請求情報を請求番号で結合する
1. アプリ結合コマンドを追加する
2. 元になるアプリに、レコード結合コマンドでまとめた入金情報を選択する
3. 結合するアプリに「請求管理アプリ」を選択する
4. 結合条件に下記フィールドを設定する
・元になるアプリ:対象請求番号
・結合するアプリ:請求番号

ワンポイント
入金管理アプリの対象請求番号と、請求管理アプリの請求番号を紐づけることで、入金日、入金額、入金ステータスを請求レコードへ反映できます。
請求管理アプリへ入金情報を出力する
1. 出力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「請求管理アプリ」を選択する
2. 出力方式に「更新」を選択する
3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になるデータ編集フローのフィールドを設定する
・請求番号:対象請求番号
・入金日:入金日
・入金額:入金額
・入金ステータス:入金ステータス
※その他「取引先コード」等不要なフィールドは(指定しない)に変更
4. 更新キーで「請求番号」を有効にする

プレビュー

入金管理アプリに消込済みのフラグを立てる
1. フィールド選択コマンドを追加し、最初の入金管理アプリとつなぐ
2. 「レコード番号」「入金消込」を選択する

プレビュー

3. データ編集コマンドを追加し、下記設定を行う
・結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換
・フィールドを選択:入金消込
・編集方法:値を設定
・編集内容:「済」にチェックを入れる

プレビュー

3. 出力アプリコマンドを追加し、「入金管理アプリ」を指定する
・出力方式:更新
・更新キー:レコード番号
・出力するフィールド:入金消込

ワンポイント 入金管理アプリへの更新と請求管理アプリへの反映は、同じ入力データから分岐させて並行処理します。処理済みフラグを立てることで、次回実行時に同じレコードを二重に消込することを防げます。
出力結果を確認する
「請求管理アプリ」で、請求番号ごとに入金日、入金額、入金ステータスが更新されたことを確認します。

また、「入金管理アプリ」では、処理済みの入金レコードの入金消込が済になっていることを確認します。

ワンポイント
入金管理アプリと請求管理アプリの両方を更新することで、入金データの消込処理と請求情報のステータス更新をまとめて自動化できます。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
演習をお客様のkintone環境で試す

実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。