レコードが登録されていたアプリを判別できるようにする(定数の追加)

レコードが登録されていたアプリを判別できるようにする(定数の追加)

180-30 | 運用

アプリ結合やレコード結合を行うと、元々そのレコードがどのアプリに登録されていたか分からなくなることがあります。
たとえば、来場者リストと顧客リストをマージして、メルマガ配信リストを作成していたとします。配信リスト上で元のアプリが特定できる状態にしておけば、顧客から問い合わせがあった時に個人情報を取得したイベントなどをすぐに案内できます。
1.入力データを設定する
来場者リストを設定する
1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択でアンケートを選択する

2. フィールドの選択で次のフィールドを選択する
・名前 ・メールアドレス ・電話番号
顧客リストを設定する
1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択でアンケートを選択する

2. フィールドの選択で次のフィールドを選択する
・担当者名 ・メールアドレス ・TEL(数字のみ)
2.アプリ名を定数として追加する
来場者リスト
1. 定数の追加コマンドを追加する

2. 次のように設定する
・定数を保存する新しいフィールド:結合前のアプリ
・新しいフィールドのフィールドタイプ
・新しいフィールドに保存する定数:来場者リスト
顧客リスト
1. 定数の追加コマンドを追加する

2. 次のように設定する
・定数を保存する新しいフィールド:結合前のアプリ
・新しいフィールドのフィールドタイプ
・新しいフィールドに保存する定数:顧客リスト

来場者リストと項目名を揃える
後のステップで来場者リストのデータとレコード結合します。レコード結合する際に同じ意味合いのフィールドでもフィールド名が異なると同じ項目として処理できないため、ここで調整を行います。

1. フィールドタイプ設定コマンドを追加する

2. 次のように設定する
・変更するフィールド:TEL(数字のみ)
・新しいフィールド名:電話番号
・新しいフィールドタイプ:変更なし

・変更するフィールド:担当者名
・新しいフィールド名:名前
・新しいフィールドタイプ:変更なし
3.2つのアプリのデータをレコード結合する
1. レコード結合コマンドを追加する次のように設定する
・結合方法:アプリ名を定数として追加

結合前に所属していたアプリが判別できるようになりました。

サンプルファイルのダウンロードはこちら

演習をお客様のkintone環境で試す
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。
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